RESPECT
派遣のとらえ方が変化し、派遣社員として働く人にとって、雇用状況が厳しくなってきています。急な解雇や低賃金など、改善すべき点はたくさんあります。派遣について知り、どういった問題があるのかを、これから考えていきましょう。
ここ最近、徐々に利用者が増えつつある紹介予定派遣。そもそも紹介予定派遣とは何でしょうか。一種の派遣スタイルである紹介予定派遣とは、派遣先の企業への直接の就職を前提として、ある一定の期間は派遣社員として働くというものです。派遣社員として働く期間については、最長で半年つまり6か月とされています。中にはわずか1か月と定めているところもあれば、2、3か月とされているところもあります。
紹介予定派遣の特徴として、一定の期間派遣社員として働いた後に、必ずしも正社員としてその企業で働き続けることが保証されているわけではないという点を挙げることができます。派遣社員として働くよう契約した期間が終わった時に、企業と本人両者の合意があった場合にのみ、正社員、または契約社員、さらにはアルバイトとして直接雇用されることにあります。
きちんとした履歴書を書いて提出することに加えて、紹介予定派遣においてもう一つ重要なのは面接でしょう。では実際に面接を受けるに先立ってどんな準備ができるのか考えてみましょう。まずその会社で行なわれている仕事の内容について、特にどのような業務が行なわれているのか、十分の情報を得ておくのは大事なことです。これは面接においてきちんとした受け答えができるよう備える上で重要なことです。
いざ面接を受けるとなると、緊張して最低限のマナーを忘れてしまうといったことも生じかねません。そこで基本的なマナーについて考えてみましょう。紹介予定派遣に限らず、どんな場面の面接においても非常に重要なのは時間厳守です。遅刻はもってのほか、ぎりぎりになってようやく到着するといった事態は避けたいものです。また入室や退室の際のあいさつ、さらには服装など気を付けるべき分野は幾つかあります。
派遣会社に必要な登録をしなければ、紹介予定派遣で働くことはできません。それで、まずは登録をきちんと行なうようにしましょう。最近では非常に便利になって、インターネットで登録できる所も多くなっています。しかし直接出かけて行って登録するのもよいでしょう。いずれにしても必要な登録をきちんと行なうことがポイントです。
派遣会社によっては紹介予定派遣のシステムを取り入れている所といない所があります。そこで十分の注意が必要となります。このシステムがあるかどうかを事前に問い合わせることができるでしょう。中には、紹介予定派遣のシステムを取り入れているとしても、派遣先の企業をあまり多くは抱えていないということもあります。それで、複数の派遣会社に登録するなど、あらかじめ対策を練っておくことができるでしょう。
派遣社員として働く際にまず気をつけたいのは、派遣先の仕事に対する取り組み方でしょう。これが紹介予定派遣において第一に注意したい点です。この時点ではまだ正社員として採用されてはいないとはいえ、あなたの働き方や意欲次第では契約期間終了後、正式に採用されるかもしれません。意欲的に仕事に取り組み、周囲の人々との良い関係も保ちつつ仕事に励むようにしましょう。
一定の期間派遣社員として働いてみて、自分の希望とは一致していないと結論するという場合もあるでしょう。先述しましたように、紹介予定派遣では、派遣先と派遣社員両方の合意があってはじめて正式な雇用が始まります。そこで、仮に自分の希望に合っていないと感じるのであれば、派遣会社の助けのもとその旨をきちんと伝えるようにしましょう。
もちろん昔と比べて紹介予定派遣で働く人が増えてきたとはいえ、この制度はそれほど十分に世間に浸透しているわけではありません。その理由の一つとして、派遣社員であるがゆえに抱える幾つかの問題を挙げることができます。たとえば、派遣社員と正社員との間で人間関係に関連したトラブルを抱えることもあります。また、両者間の待遇の違いから幾らかの問題を抱える場合もあるようです。
契約期間終了後の採用に関して、紹介予定派遣に一般に見られる実態とはいったいどのようなものでしょうか。もちろん、会社側のほうから、この人は自分の会社に適していないと判断する場合もあります。しかし、その逆に派遣社員のほうから、そこで働くことを断るという事態も意外に増えていると言われています。このような実態についても十分考慮に入れておくのは良いことです。